2026/11/04 22:21

 南部鉄瓶の江戸時代から続く作り方は焼型で作る鉄瓶で焼型は手作業で手間が掛かり非効率な為、機械生産される生型に時代と共に変わって行きましたが、及鉄鋳造所宝鉄堂は今も焼型で伝統を守り続ける数少ない工房です。

 焼型で作る鉄瓶は殆どが手作業で、注ぎ口と蓋の摘みは鉄瓶の本体とは別に粘土で作り鋳型に組み込み、模様も鋳型一つ一つにへらで押して作る為、希望のオーダーを形にする事が出来、特別な世界に一つだけの鉄瓶を作る事ができます。
 今の多くは生型で作られる鉄瓶が多く、生型用の砂を模型やプレートで圧縮して鋳型を作る為大量に作る事が出来ますが、一つだけのオリジナルの鉄瓶を作るには不向きな製法です。機械生産する生型製の鉄瓶はスタイリッシュなデザインの鉄瓶を多く作れますが、風情や趣や温もりを感じるオリジナルの鉄瓶を作るのは焼型の鉄瓶です。