2026/10/04 20:24

 日展作家であり伝統工芸士の及川栄喜が作る南部鉄瓶を私が思う及川栄喜らしい作品を紹介します。

 及鉄鋳造所宝鉄堂の特徴は南部鉄器を作り、作家活動をして南部鉄器に芸術的要素を取り入れ価値を高めた物をつく続けている工房です。
初代及川鉄から技術を受け継ぎ、及川栄喜は更に自分の感性でより現代的新しさも加え自分らしい作品を作っています。その中で私が思う及川栄喜らしくいいなと思う鉄瓶が二つあります。それは丸形姥口タンポポ鉄瓶と筒形カモミール鉄瓶です。
タンポポ鉄瓶は道端に咲く何気ないタンポポの可憐さとどこにでも咲く生命力の強さを表現した鉄瓶で丸みのある姥口の形が花から種になるタンポポの姿をあらわしてます。手作りの焼型でしか作れない逸品です。
砂鉄製のカモミール鉄瓶は伝統的な南部鉄瓶をカモミールを題材に洋のエレガントなイメージを醸し出し、伝統的技法を駆使して作った逸品です。カモミールの花言葉も及川栄喜の心情をあらわしてるような素朴で清楚なそして逆境に耐える可憐な花です。
 OITETSUギャラリーでは及川栄喜が作る、手作りの鉄瓶や鉄器作品を見る事ができます。