2026/09/18 21:17

 今日の及鉄鋳造所宝鉄堂はシルバーウイーク前に鉄瓶を完成させようと着色をしてました。

 鉄瓶の完成間近の工程は鉄瓶本体と蓋、鉉を着色して、鉉を掛けて完成で、今日の及鉄鋳造所宝鉄堂は火室に木炭で火を熾して鉄瓶を焼き付けて漆で着色をしてました。
及鉄鋳造所宝鉄堂は鉉以外は最初から完成する最後まで自分の工房で作り、木炭の火で焼き付けて漆を塗りお歯黒で深みのある色に仕上げます。お歯黒は春夏秋冬経て時間を掛けて鉄漿水を作り、お茶を煮出した液を作り、鉄漿水を混ぜて作ります。これは機械生産の鉄瓶では無い、伝統的製法の焼型鉄瓶の独特技法です。
 機械で作る生型製の鉄瓶の着色は自社で行わず、着色専門の業者(この辺りでは「いろどりや」と言います)に着色を依頼するのが多くまた着色は合成塗料で着色します。
 漆で彩られた鉄瓶は年数が経っても色あせる事無く、ますます艶が増し一生ものの価値のある鉄瓶に育ちます。