2026/09/15 22:30

 今日の及鉄鋳造所宝鉄堂の作業は鉄瓶を炭火で焼いて釜焼きをしてました。

 今日の岩手は雨模様で9月の初旬ですが少し肌寒い天気です。昼に及鉄鋳造所宝鉄堂に立ち寄って見ると鉄瓶の釜焼きをして金気止めをしてました。金気止めは鉄瓶を900度位の温度で焼いて表面に酸化被膜を作り鉄瓶に赤錆が出にくくなる技法で、盛岡の明治の大火がきっかけで考案されました。
 鉄瓶の表面に出来た酸化被膜は黒錆で鉄が水と接触するのを防ぎ、黒錆が鉄に赤錆びができるのを守ります。
 機械で作る生型製の鉄瓶は数も多いので電気炉で焼き、手間を掛けて伝統的焼型で丁寧に作る及鉄鋳造所宝鉄堂の鉄瓶は一つ一つ丁寧に火室に炭を熾し、稲藁も燃やして釜焼きをして金気止めをします。こうして出来た酸化被膜は電気炉で焼くより厚みのある酸化被膜ができます。