2026/09/12 20:59
南部鉄器を営む我が家は幼い頃から鉄瓶でお湯を沸かし、鉄器が普通の生活道具であり、そういう鉄器と暮らしています。
鉄器から鉄分が取れると言われますが、南部鉄器との生活の昔の想い出で、鉄器でナス煎りを作るとナスの皮が黒くなり、また黒豆を煮ると艶のある黒色の豆が出来るのが記憶に有ります。理由は鉄器から出る鉄分と野菜のアントシアニンが結合して黒くなり鉄器から鉄分が取れる証拠かな思いました。
我が家の鉄瓶との暮らしは毎朝一番に鉄瓶でお湯を沸かして白湯を作る事で一日が始まります。
鉄瓶で沸かしたお湯は優しくまろやかな味で、鉄瓶の形がお湯が循環しやすく、また表面の細かい凹凸が水のミネラルを吸収するのでお湯がまろやかになります。
鉄瓶でお湯を沸かして使い終わったら蓋を外して余熱で乾かしますが、たまに水分が残っている時があるので我が家では軽く火を掛けて完全に水分を飛ばします。そして表面が汚れてきたかなと思ったら余熱が有るうち水で絞った布巾で表面を拭きます。そうして使っているうちに錆は少し出来ますが、別に気にならず長く使う事ができます。鉄瓶を使い終わった後のお手入れは最初は少し面倒かなと思いましたが鉄瓶に湯垢が付き、錆も程よく付いて鉄瓶が育ってくると、ますます大切に使うようになり、この作業もしかり今ではルーティンです。



