2026/09/06 20:31
今日の及鉄鋳造所宝鉄堂は最後の弦かけを終えオーダーの鉄瓶が完成して出荷を待ってます。
及鉄鋳造所宝鉄堂は焼型で鉄瓶を作り焼型の工程はほとんどが手作業で手間と時間が掛かる作り方です。
一方普段お目見えする鉄瓶は機械で作る生型製の鉄瓶で形だけ見て見るとその違いが分かりづらいと思います。
鉄瓶で只お湯を沸かして使い、錆びて見た目が悪くなったら終わり、また新しい物に買い替えると言う方には良いかもしれません。そこで参考に及鉄鋳造所宝鉄堂の鉄瓶の作り方などを通じてその違いを説明します。
今回出荷する鉄瓶は丸形姥口南天鉄瓶と桜模様鉄瓶です。手作りと大量生産の鉄瓶の違いで及鉄の手作りの鉄瓶は
・着色は炭火で焼き付け漆とお歯黒で着色して、長く使うと艶が出てきます。
・注ぎ口は一つ一つ丁寧粘土で注ぎ口の曲線を作り、中子を入れてスムーズな流れの注ぎ口を作ります。
・焼型は砂と粘土を焼いて作る為肉厚が2mm程度で作る事ができて持って見ると軽く感じます
・鉉は小さ目の鉄瓶の弦は鐶付の耳の内側から入れる張り鉉で本体と鉉のシルエットが綺麗で鉉の中は空洞です
・蓋の摘みも手作りの為、模様や形に合わせることが出来て、かわいらしい摘みもできます。
・鋳肌も肌を打ち侘び寂を感じる雰囲気があります。
及鉄の鉄瓶は実際お湯を沸かして使って見ると、お湯を沸かす音やお湯の味のまろやかさの違いを感じ、また大切に長く使いたいと思わせ、長く使うほど錆と馴染み趣のある鉄瓶に育ちます。

