2026/09/04 21:07
焼型で作る南部鉄瓶の職人も少なくなり、売られている鉄瓶の大半は機械で作る生型製の鉄瓶が主流で、これは伝統的製法で作る本来の南部鉄瓶とは異なる現代製法の鉄瓶です。そこで伝統的製法を継承する及鉄鋳造所宝鉄堂の鉄瓶の作り方を紹介して、現代製法との違いをブログを通して紹介します。
焼型で作る工房はほとんどが家内制で2~3人で細々と営み、規模の大きい鋳造メーカーの様な宣伝力が無いのであまり知られる事もなく、一般的には機械で作る生型製の鉄瓶が世の中の南部鉄瓶のイメージと思われ、南部鉄瓶と言えば、黒のあられ模様と言ったイメージと思います。
及鉄鋳造所宝鉄堂の鉄瓶の色は錆色が特徴で炭火で焼き付けて漆で着色しますが大量生産の生型製の鉄瓶は合成塗料で着色します。及鉄鋳造所宝鉄堂の焼型は模様はへらで鋳型に押し、花鳥風月を鉄瓶に表します。
今日の及鉄鋳造所宝鉄堂は急ぎの出荷の鉄瓶を炭火で焼いて漆とお歯黒で着色して、最後の工程の鉉掛けをしてました。そして完成です。
及鉄鋳造所宝鉄堂の鉉は小さ目の鉄瓶には張り鉉が多く、内側から張って作るを掛けます。機械で作られた鉄瓶には中々出来ない手作りだから出来る形です。そして鉉の中は空洞で熱が伝わりづらく、そういう違いが鉄瓶の価格の差になります。

