2026/08/31 20:52

 今日の及鉄鋳造所宝鉄堂では型織りをして鋳型を準備し明日の鉄を熔かして鋳型に「湯」を入れる迄の準備をしてました。
 鉄瓶の価格の違いは、デザインや形、手間の掛け方や材料などで変わると思いますが、南部鉄瓶の伝統的製法の焼型の鉄瓶は、手間を掛けて、一つ一つの鉄瓶に表情が有り、昔から使われる自然の材料を使って手作業で作る為価格も現代製法の生型の鉄瓶より高価になり美術価値もあります。
 鉄瓶の制作工程を大きく二つに分けると鋳型に鉄を熔かした「湯」を入れる前の工程と後の工程に分かれ、及鉄の作業風景は「湯」を入れる前の最後の工程です。そして鉄瓶の蓋は鉄の量が少ない為6,7枚程重ねてまとめて「湯」を注げるようにセットします。甑で鉄を熔かす時は初めは「湯」の温度も低く、鉄瓶の」本体に注ぐには温度が不足している時に鉄瓶の蓋に注いで無駄をなくします。
及鉄の作業風景は昔の作業を思い起こさせる作業で機械で作る鋳物工場が殆どの今では貴重な風景です。
 こうして、手作業で手間を掛けて焼型の鉄瓶は作られます。