2026/08/26 21:10
南部鉄瓶の伝統的な本来の作り方は手間が掛かる為、時代の変化と共に利益を追求し、効率の良い作り方が求められて、焼型から数多く生産できる生型へ切り替え、南部鉄瓶が多く作られるようになりました。
及鉄鋳造所宝鉄堂は時代の流れと共に機械化して発展していく事はしないで、時代には乗らず南部鉄器の芸術性を追求し手間を掛けて納得できる物を作る作家として南部鉄器を一筋作る事を選び、その姿勢は伝統を頑なに守り時代とは逆行する景色が及鉄鋳造所宝鉄堂にはあります。
南部鉄瓶の伝統的な本来の鋳型の作り方は砂と粘土が材料で、粘土は水に溶かし混ぜて粘土水「はじろ」を作り、振るいで色々な粒度の砂を作り、鋳型の材料になります。
今日の及鉄鋳造所宝鉄堂の作業は鋳型の「型織り」と鉄瓶の蓋の型挽きです。「型織り」は鋳型を作る最後の工程で油煙を掛けた鋳型に中子を入れて、中子に玉がねと粘土を乗せて鋳型と中子の空間を確認してセットします。
セットされた鋳型は熔けた鉄「湯」を入れる場所に移動して、「湯」を入れます。
機械化された生型の場合はプレートに生砂を入れて圧縮して、短時間で鋳型を作る事が出来、機械製品を作るには適した鋳造法です。
焼型は手間を掛けて作り、一つ一つの製品は手間を掛けた暖か味があります。



