2026/05/28 20:02
及鉄鋳造所宝鉄堂は今では余り見られなくなった、「かなや」という昔ながらの鋳物工房の風景が見られ、そこには、只の鉄を美術的価値に変える職人の仕事があります。
世の中に出回っている鉄瓶の殆どは、機械で作られる生型製の鉄瓶でデザインも今のインテリアや生活スタイルに合うように工夫され、価格もお求め安い値段になってます。
手作りの焼型の鉄瓶は、手間が掛かり大量に作る事ができないので価格も高くなりますが、生型製の鉄瓶には無い価値があります。
具体的にまず挙げられるのは、生型製の鉄瓶に比べて肉厚が薄く軽く漆で着色いているという事と、鋳肌も手で鋳肌を打ち、弦や鐶付の組み方もきめ細やか作りになってます。そして着色する前に水を淹れて確認して丁寧に作られます。
特に及鉄鋳造所宝鉄堂の鉄瓶は昭和の時代に日展などの展覧会に作品を出品して、美術的価値や技術を高め、感性のこだわりがあり、一つ一つ作られる鉄瓶には、作りての細やかさがあり暖か味があります。
見て触って、使ってみて、その違いがきっと分かります。


