2026/04/08 21:58

 鋳物は鉄を熔かして、形のある空間に流しこみ、鉄をその空間の形に作ります。

 この辺りでは、甑で鉄を熔かす作業を「ふき(吹き)」「さいく(細工)」と言い、南部鉄器・鉄瓶を作る為の肝心の作業です。
 今では電力送風装置で風を送りますが、明治末期迄は鞴(フイゴ)という人力送風装置」で甑に風を送り、木炭を燃やして鉄を熔かしていました。
今は木炭に変わってコークスを使って送風機で風を送り鉄を熔かし、鋳型に熔けた鉄を鋳込みます。この作業を「ふき(吹き)」「さいく(細工)」と言いますが、最近は「ふき」というほうが多いです。
鋳物の街羽田町の中心部は田茂山でその中で及川を名乗り軒を並べ金屋と呼ばれる小規模の工房が私が幼い頃には沢山ありハマり細工も行われていました。