2026/03/05 22:10

 いつものようにお昼休みに及鉄鋳造所宝鉄堂を覗いて見ると、鉄瓶の着色と中子を作ってました。

今日の作業は鉄瓶を炭火で焼き付けて漆で着色し、錆とお茶で作ったお歯黒で色を仕上げて、隣では中子を作るいつもの風景でした。
 お求め安い価格で黒の鉄瓶は合成塗料(カシューなど)で着色された物が多く、及鉄鋳造所宝鉄堂の鉄瓶は漆で着色し、錆色(茶色)が及鉄鋳造所宝鉄堂の特色で独特の深みのある錆色を表現してます。
 及鉄鋳造所宝鉄堂の工房は木造の古き良さを残した昭和の時代を感じさせる工房で、今も手作業で南部鉄瓶の伝統的製法を継承する数少ない工房です。
 焼型で作る南部鉄瓶は手間が掛かり、多くの南部鉄器の工場では大量生産できる生型で生産するのが主流になりましたが、及鉄鋳造所宝鉄堂は焼型で作る美術的価値を持たせた南部鉄器を創造してます。