2026/01/24 22:22
様々な種類の鉄瓶が売られていますが、できれば対寧に作られた鉄瓶をお勧めします。
鉄瓶を購入する希望の予算があると思いますが、売られたいる鉄瓶の価格を見ると、機械で作る生型製の鉄瓶は2万円前後の物が多く、生型製の鉄瓶の着色は焼き付けの合成塗料が多く、お勧めしないのが焼き付けないでそのまま塗料を塗った者が有ります。そうした鉄瓶は中の仕上げを釜焼きして酸化被膜を付けずに塗料だけを塗った物も有ります。生型製の鉄瓶でも、鉄瓶の上部と尻部の合わせ部分の研磨処理や注ぎ口の付け根の部分の処理の丁寧さが見分ける基準になると思います。機械生産の鉄瓶で簡単に作られている所は鉉の鐶付で鉉を差し込んで付ける部分にドリルで穴を開けて作りますが、丁寧に作られている物は鉉は動きづらくなってます。
手作りの焼型製の鉄瓶は安い物で4万円位から高くなると数十万円にもなります。十万円を超えてくる物は普段使いの鉄瓶と言うより美術品として扱われると思います。
焼型は薄く作る事が出来るので、鉄瓶の重さも軽く、注ぎ口も中子を入れて一体で空洞に作るので湯気の出方も雰囲気が有り、お湯を沸かす音も趣があります。良い鉄瓶はお湯を沸かすと鈴虫の鳴き声や松風の音と言われるように趣のある音が耳を澄ますと聞こえてきます。
着色は焼き付けの漆着色で、特に茶色の錆色は焼型製の鉄瓶の特徴で熟練した職人でしか出せない色です。
中は炭で釜焼きをしてしっかりと厚みのある酸化被膜が付きます。
焼型製の鉄瓶は高価になりますが、一生使いたいと思い、時と共に錆も風情になり趣のある鉄瓶に育ちます。

