2025/12/18 19:44
江戸時代から伝わる南部鉄瓶の作り方は鋳型を焼型で作る焼型製法で、手作業の多くの工程があり完成するまで手間暇がかかります。
焼型で作る南部鉄瓶の工程数を他のいろんなサイトを拝見すると、60とか80とか、多くは120とも言う所もあります。鉄瓶を焼型で作らない所でも工程数の数を説明してます。実際には作業のどれを1工程にするかで変わってくると思い、またやけに手間がかかる事を誇張してる所もあると思います。
南部鉄瓶の製造はデザイン構想から始まり鉄瓶本体に鉉を掛けて完成で、そのなかでパーツ事に分けると本体と蓋に分かれ、鉉は鉉職人が作ります。
本体は、中子、鐶付耳、注ぎ口、鉄瓶本体が有り、注ぎ口にはまた中子が有り、鐶付耳は粘土で作りそれを焼き各それぞれにまた多くの工程があります。これだけでもざっと数えて工程数は40位にはなります。
それでは鉄瓶の蓋の作り方紹介します。
・蓋もデザイン構想から始まり、型紙を作り木型を作ります
・蓋の実型を作る事から始めると砂と粘土を用意して、練って実型を作り焼きます。実際は作りたい蓋に合う既に ある実型が有ればそれを使い、午に木型をセットして蓋の型を挽きます。挽き方も初めは粗挽きして最後はマネで 挽きます。
・蓋の鋳型は表と裏と二つ作ります。
・蓋に紋様作るなら、へらで押して作ります。そして出来た蓋の鋳型を焼きます。
・蓋の摘みは別に作り、摘まみを作る粘土を作ります
・摘みの型に粘土を包み粘土の型を作り、乾燥させ、つなぎ合わせて、摘まみ殻を焼きます。
・蓋の鋳型に摘みを組み込み、補修し。肌を打ち、乾燥させます
・蓋の鋳型を油煙します。
・蓋は鉄の量が少ないので10枚位挟んで熔けた鉄を注げるように作ります。
・熔けた鉄を注いで固まったら、鋳型を外し蓋を取り出します。
・砂を取り、鋳バリを取り研磨仕上げします。
・炭火で焼きます
・漆で着色し、お歯黒で整えます。
手作りで作る南部鉄瓶の作り方は蓋だけでも40位の工程が有り手間を掛けて作ります。




