2025/12/15 21:41

 南部鉄瓶は中が金気止めをして酸化被膜を施してますが、南部鉄器のの急須はホーロー加工している為、鉄分はお湯に溶け込めません。

 南部鉄器の急須の発祥はここ岩手県奥州市水沢羽田町で、昭和の戦後、カタログが無いので、鉄瓶をセールスする為に鉄瓶のサンプルをそのまま持ち運ぶのは重くて、数も持てなのでサイズを小さくして持ち運べるように小さい鉄瓶を作ったのが始まりという説もあり、また戦後鋳物工場が焼型から生型生産に変わり、生型で効率良く生産できて、鉄器にしても売れる物として作り出されたのが南部鉄器の急須という事もあります。
 鉄瓶と急須の大きな違いは大きさと内部にホーロー加工しているか、しないかで、鉄瓶の中はそのままの鉄に酸化被膜や漆を施していますが、急須はホーロー加工してます。またサイズも急須は鉄瓶からお湯を受けてお茶を淹れるので小さく、お湯を沸かすのには不向きです。
そして鉄瓶の弦は動かないように固定していますが、急須の鉉の場合動かせるようにできていて、たたむ事ができます。
 カラー急須は今では国内の他海外でも人気ですが、中はホーロー加工しているので鉄分は補給されず、またお湯を沸かすには不向きです。