2025/11/06 21:39
冬も近づき、及鉄鋳造所宝鉄堂は火室で熾した木炭を使い作業を進めます。
及鉄鋳造所宝鉄堂は、電気ガス石油を使った熱源を利用しないで、今も木炭を利用して鉄器・鉄瓶を作ります。
鉄瓶を作るには、砂や粘土を使い、新しい砂は焼いてから使い、焼くのも火室で熾した木炭の熱で焼き、鋳型を焼いたり、中子を乾燥させたりします。
工房は木炭を熾した火室中心に作業が行われ、その光景が及鉄鋳造所宝鉄堂ならではの景色です。
私が幼い頃はこの羽田町田茂山は家の脇には工房が有り殆どが鋳物関連の仕事をしてました。今は殆ど後継者が居ないので廃業して工房も取り壊してます。
そんな中その古き昭和の時代の工房の光景を残しているのが及鉄鋳造所宝鉄堂です。



