2025/11/04 22:26

 一通り鉄瓶も完成して、今日は手直しした鋳型に中子を入れていました。

朝は寒くなり、及鉄鋳造所宝鉄堂の工房は火室に炭を熾して暖を取って、中子を乾かしている光景は冬が近づいてきたなと言う感じがします。
鋳型から鉄瓶を取り出して、壊れた所を補修してまた鉄瓶が作れろ状態に補修する事を型縫いと言います。鉄瓶の形に寄りますが、新しく作った鋳型は何度か補修しながら繰り返し使用でき、次第に壊れる範囲も広がり、模様もはっきりしなくなります。そうしたら新型を作ります。
 鋳型い中子を入れて、中子の底に鉄瓶の厚さになる玉金を置いて、粘土を置いて鋳型の尻の部分を被せて鉄瓶の出来上がりの厚みを確かめます。鋳型に中子を入れて鋳型の尻の部分を被せて溶かして鉄を注げる状態に作る事を型織りと言います。