2025/10/21 22:00

 鉄瓶にも色々な作り方が有り、それによって値段も様々です。

只、鉄瓶でお湯を沸かすだけなら、機械で作る生型製の鉄瓶でいいのですが、生型製の鉄瓶で気を付けるポイントは、鉄瓶の中の処理がどうなってるかがポイントです。生型製の鉄瓶でもしっかりつくられた鉄瓶は中の処理が鉄瓶を焼いて酸化被膜を施しているかがポイントです。
 良くないと思う鉄瓶は中に酸化被膜を施さず、そのまま中を着色している鉄瓶です。こういう鉄瓶は中はすぐに錆びてしまい、その他の作りも簡単に作られていると思います。
 一生使う事が出来る鉄瓶は、中は炭火で釜焼きして、表面は焼き付けて漆で着色された鉄瓶で、そうした鉄瓶は使い込まれると、中にはしっかり湯垢が付いて、表面には艶が出てきます。それにはやはり大切に使いたいと思われる鉄瓶でなくてはならないと思います。そして焼型で作る鉄瓶は肉厚が薄く作る為、手に持ってみると軽く感じます。