2025/09/28 18:39
奥州市羽田町は昭和3年と24年に2度の大火災が有り、春の3月終わりに火防祭が有り、今日は五十瀬神社の秋の例祭で、御神輿が各鋳物工場を回ります。
今日は朝から羽田町の通りには、しめ縄が張られて、その通りを御神輿が回ります。羽田町は南部鉄器のふるさとの街であり、昭和24年には田茂山は大火災が有り多くの鋳物工場も被害に遭いました。
鋳物は鉄を熔かすので火と密接に関係する仕事で火災には細心の注意が必要な仕事です。鋳物工場が神様に御祈祷する時は春とこの秋、そして12月にお金神様で祈祷し、昔は御祈祷して夜はお酒を飲んだりして鋳物の仕事の安全を御祈願しました。
五十瀬神社は羽田町では「こんずんさま」といい、春の火防祭はコロナ以前は鋳物屋台や、各厄年連が踊りを披露してにぎやかな祭りが行われていましたが、今は若者も少なくまた高齢化で、にぎやかな催しは行われず、御神輿だけになってます。


