2025/09/14 10:28
使用頻度が少ない鉄瓶と長年使い込まれた鉄瓶でお湯を沸かして白湯を作り飲み比べて味の違いがあるか飲み比べてみました。
使用する鉄瓶は、二つとも及鉄鋳造所宝鉄堂で作った焼型で漆塗の金気止めをした鉄瓶で、一つは数回しか使用していない丸形姥口桜模様鉄瓶ともう一つは長年いつも使用している平丸形の鉄瓶です。
それぞれの特徴は、丸形姥口桜模様鉄瓶の場合数回しか使用していないので、鉄瓶の中は金気止めをして漆を塗っていますが湯垢が付いていない状態で容量は1.0L位の小さ目の鉄瓶で、もう一つの平丸形の鉄瓶は30年以上使用して、一度空焚きをして酸化被膜や湯垢が少し取れましたが、もう一度漆を塗り、お茶を煮出して再生してもう一度使いこんで水垢は少しついている鉄瓶です。
二つの鉄瓶に水を入れ沸騰させて白湯を作り、異なるカップに白湯を入れて飲み頃の温度になったら私と奥さんで飲み比べてみました。
飲み比べた結果いつも使っている平丸形の鉄瓶の白湯はかどが取れたような優しいい味がして、私も奥さんも同じ意見でした。
使い込まれた鉄瓶は、湯垢などでお湯の雑味を取りよりまろやかな味になると思いました。
鉄瓶は使えば使うほど良い鉄瓶に育っていきます。

