2025/08/24 22:13
南部鉄器は重くて、すぐ錆びるので使いづらい印象ですが、使い終わった後の手間を掛ければ、美味しい料理ができて、まろやかな味のお湯を楽しめます。
南部鉄器は我が家の必需品で料理にはいつも南部鉄器を使い、南部鉄瓶でお湯を沸かします。鉄の重さは比重が7.1~7.3位有るので薄く作る事で重さを軽減できますが、熱の伝わり方や、蓄熱性保温性は適度の肉厚が必要で重いのは仕方が有りません。その重いという欠点を、安定感や安心感重厚感に変え、反対に熱が優しく伝わり、一度温まった熱は中々冷めにくいという長所に変わります。
錆は鉄器を使用した後は洗剤を使わず、たわしで洗い水分を完全に飛ばしてしまいます。汚れがひどい時は少し付けて置き、洗剤を使います。その時は表面に食油を塗ると徐々に油がにじみ錆予防にもなります。油が馴染むまで食油を塗り長く使えば使うほど黒く艶のある魅力のある道具になります。
南部鉄器が一番能力を発揮できるのは焼く料理と思い、お肉は表面がこんがり中はジューシーに焼き上がります。


