2025/08/16 22:10
久ぶりに及鉄鋳造所宝鉄堂の新作鉄瓶が登場しましたので紹介します。
新型の鉄瓶の形は平型の鉄瓶で容量は今のライフスタイルに合うように小さ目の1.2Lで、表面に南天の模様を施し、南天は難を転ずると言い、縁起の良い木とされ、その南天を鉄瓶の模様にして、新型の鉄瓶の一番の特徴は鉄瓶の上と下の合わせ部分にも鉄の熔けた「湯」を意図的にはみ出させ、はみ出た鋳バリを掻いて、趣のある鉄瓶の形になります。
そして着色は、炭火で焼き付けて漆とお歯黒で錆色に仕上げてます。
及鉄鋳造所宝鉄堂の南部鉄器。鉄瓶は日展作家で伝統工芸士の及川栄喜のてによって作られ、古来からの焼型製法で作る南部鉄器・鉄瓶に魅力を感じ、自分の感性を鉄器に表現します。

