2025/08/12 20:25

 鉄瓶が使いづらいのは、少し重いという事と水に触れたまま放置すると赤錆が出来ることです。

 赤錆が出来た鉄瓶をそのままにして置くと更に腐食して、終いには鉄瓶に穴が開いてしまいます。そうした鉄瓶を上手に使うにはちょっとした手間で赤錆を防ぐ事ができて、鉄瓶は長く使うほど風情のある鉄瓶に育ち、もし赤錆が出来て気になったらお茶を煮出して取る事ができます。
 我が家の鉄瓶に中に赤錆が出来た鉄瓶があったので、赤錆を取ってみようと鉄瓶に8割位の水を入れ、一度使ったお茶のティーパックを利用して入れて沸騰させて煮出して鉄瓶の中の赤錆を取ってみました。
 鉄瓶を着色する時もお茶を使うので、お茶を使うのが鉄瓶の赤錆を取るには一番いい方法と思います。
 お茶で赤錆が取れる理由は、お茶のカテキンが酸化鉄と結び付いてカテキン鉄となって赤錆が取れるという事です。
 鉄瓶に水を入れてお茶のティーパックを入れて煮出し、火を止めてしばらくして置くと、鉄瓶のお湯は赤くなりました。これは赤錆とお茶のカテキンが結びついた事になります。赤錆の深さによりますが、一回目で赤錆が取れて綺麗になればいいのですが、取れていなっかたらこれを繰り返します。多少赤錆が残っていてもお湯が金気臭くなく無色透明なら錆は無害なので大丈夫で、中カテキン鉄の被膜が付いて錆に強くなります。