2025/07/25 20:22

 及鉄鋳造所宝鉄堂は錆色(茶)の南部鉄器・鉄瓶が特徴でその色は鉄に出来る自然の錆色を表現している及鉄鋳造所宝鉄堂の独特の色合いです。

南部鉄器・鉄瓶のイメージは色は黒で紋様はアラレのイメージです。及鉄鋳造所宝鉄堂は侘び寂を意識し、漆で黒の着色の南部鉄器・鉄瓶も有りますが、多くは錆色(茶色)で、侘び寂を感じられる鉄瓶を作ります。
昔の湯釜や鉄瓶は着色されておらず鋳放しで、自然に出来た錆を拭きながら使い、使っているうちに良い艶の錆色になり、囲炉裏で使ってる鉄器は炭や薪でしだいに良い艶をした黒色になります。
錆は腐食させるので悪いイメージがあり、それは赤錆で、長く使うと鉄の自然に出来る錆は黒錆で赤錆から鉄を守ってくれる錆です。
湯釜や鉄瓶を丁寧拭いて使い続けると自然に錆色になり侘び寂を感じ、及鉄鋳造所宝鉄堂は自然な錆の色を漆で表現します。