2025/07/18 23:22
鉄瓶でお湯を沸かすと、その光景が心を癒し、そのお湯はまろやかで心を豊かにしてくれます。
江戸時代から続く伝統的製法の南部鉄瓶の作り方の工程は60とも100あるとも言われ、一つの工程の数え方でもその工程の数は変わると思います。丹精込めて作られる南部鉄瓶は紋様を見ても一つ一つ丁寧に自作のへらで押し、鉄瓶のフォルムと紋様は日本の伝統美を感じます。
南部鉄瓶の作り方は先人達の努力やアイディアによって伝統を守りながら、進化もして作られてます。
及鉄が作る南部鉄瓶は古来からの焼型で作り江戸時代からの伝統的製法を継承し、砂と粘土と水から鋳型を作り、へらで紋様を押して、鉄を甑で熔かし、鉄瓶の形を作り、炭で焼いて酸化被膜を付けて、炭で鉄瓶を焼いて漆とお歯黒で色を付けて鉄瓶を作ります。
及鉄鋳造所宝鉄堂の鉄瓶の色は錆色で、素朴で暖か味があり、その鉄瓶でお湯を沸かすと心が豊かになります。


