2025/06/26 22:02

 及鉄鋳造所宝鉄堂の鉄瓶の中でお問合せが多いのは、丸形姥口筋目鉄瓶で、お買い得感があるのは平丸形ちりめん肌鉄瓶です。

 及鉄鋳造所宝鉄堂の鉄瓶は伝統工芸士及川栄喜によって作られ、製法は古来からの焼型を使い、江戸時代から続く南部鉄器の伝統製法で今でも手作業で作ります。
以前の売れ筋の鉄瓶は大きさは一升サイズ(1.8L)が主流でしたが、今は1L前後の小ぶりの鉄瓶が人気が有ります。デザインに関してはシンプルなデザインが好まれる傾向が有ります。
 その中でお勧めの鉄瓶は丸形姥口筋目鉄瓶で、形は癖のない丸形で、鉄瓶の上型に横の筋をあしらった模様でその筋は木型を利用して手作業で一つ一つの鋳型に挽いているので、それぞれの鉄瓶には暖かみが感じられます。色は茶色の錆色で炭火で焼き付けの漆塗りです。
 もう一つは、平丸形ちりめん肌鉄瓶で、この鉄瓶は大きさが丸形の鉄瓶より少し容量が有り1.2Lで丁度使い易い大きさで、蓋の摘みのちりめんのつぼみが愛らしい鉄瓶で、文様が無い肌ものの鉄瓶なので価格が抑えられています。
 及鉄鋳造所宝鉄堂の鉄瓶は出来るだけこの土地の材料を使い、手作りの焼型一筋で南部鉄器・鉄瓶を作ります。