2025/05/22 20:21
鉄瓶の錆は自然の姿で、良い鉄瓶は長く使いこまれて錆も有りそれが侘び寂を感じ鉄瓶の良い景色になります。
鉄瓶の使い方は、お湯でお湯を沸かして使い終わり、未だ鉄瓶が熱かったらそのままお湯を捨てて余熱で乾かします。鉄瓶が冷めて未だ乾ききっていなかったら再び軽く火にかけて完全に水分を飛ばします。お湯が残っていて冷めていたら再び火に掛けて沸騰させてからお湯を捨てると余熱で鉄瓶が乾きます。外側は余熱が有るうちに布巾で拭くと艶がでます。
そうして繰り返し鉄瓶使っていると自然に錆ができます。この錆は黒錆といい鉄と水との接触を守ってくれて錆で錆から守り、またこの錆色は侘び寂を感じます。
鉄瓶を上手に使うと、良い風合いの錆色になり中は湯垢が付いて白くなり、味わいのある鉄瓶に育ちます。
