2025/05/14 21:11
奥州市の及鉄鋳造所宝鉄堂は南部鉄器の伝統的製法の焼型で作り、鉄は甑で熔かし熔けた鉄を「湯」と呼び、「湯」を鋳型に注いで鉄瓶の形を作ります。
生型で作る南部鉄瓶は鋳型に「湯」を注いで固まったら鋳型をバラバラに壊して鉄瓶を取り出し、生型の鋳型の砂は再び混錬して鋳型を作る事が出来ます。
焼型は「湯」を注いで冷え固まったら、焼型の尻部を開けて上部を半部に分けて開きます。鉄瓶を取り出した鋳型は鉄瓶を取り出して補修可能な範囲でしたらまた補修して鋳型を直して使います。
鋳型から取り出したばっかりの鉄瓶は銀色で鋳バリが有り、ここから釜焼きをして鋳バリを取り着色などをして多くの工程を手掛けていきます。

