2025/04/24 20:08

南部鉄瓶の伝統的製法の焼型は天然の砂と粘土と水で作り、奥州市羽田町周辺は山には鋳物に適した粘土が有り川には良質の砂が有ります。

及鉄で作る南部鉄器・鉄瓶はほとんどが天然の材料から作り、私が幼い頃は近くの山に行って叔父と一緒に粘土を取り、北上川支流の荒川(伊手川)に一緒に川砂を採りに行きました。
南部鉄器の鉄その物は鉄鉱石から作る銑鉄を材料にして、木炭、コークス、を熱源に石灰石を入れて甑で溶かして作り、着色は漆とお茶と鉄漿水を使いこれらも自然から作られた物です。