2025/04/20 19:36

 南部鉄瓶を錆びづらくする技法で金気止めと言う方法が有ります。及鉄鋳造所宝鉄堂では木炭を火室で900度位の温度で焼き藁を被せて釜焼きをして、酸化被膜を施します。

 作り方がしっかり丁寧に作っている南部鉄瓶は釜焼きをして金気止めをしてますが、金気止めの方法として、木炭以外に多く作る工場では電気炉で焼いて酸化被膜を付けます。その他に金気止めをしないでそのま中を着色しているがっかりさせる鉄瓶も有ります。
 釜焼きをして付く酸化被膜は黒錆と言い、鉄を熱するとできる腐食させない錆で、鉄を黒錆でコーティングして鉄が水と酸素に触れるのを防いでくれます。
 木炭で釜焼きしてでき黒錆は程よい厚さの錆が出来ます。