2025/04/15 21:46
鉄瓶には南部鉄瓶以外にも山形や栃木など産地が有り海外産もあります。南部鉄瓶は江戸時代に考案されたとされ、その作り方は今も継承されています。
鉄瓶の作り方は大きく二つに分けて、江戸時代からの伝統的な作り方の焼型と現代の機械生産に合わせた生型で作る鉄瓶が有ります。
焼型製の鉄瓶は手作りで熟練した技術を必要とし手間が掛かる為価格も高価になりますが、その風合いは美術的価値も有ります。
生型製の鉄瓶は機械で生産する事が出来て価格もお求め安いですが、焼型製の鉄瓶に比べ重く着色は合成塗料を使用する物が多く焼型の鉄瓶は焼き付け漆着色です。
鉄瓶をお湯を沸かすだけの道具として選び生型製で鉄瓶の中をしっかり釜焼きしていれば生型製でいいですが、軽さやお湯の出方、鉉や文様、風合いなどこだわりを持った物を選べば焼型製で、後は価格次第です。
