2025/04/06 19:32

江戸時代からの南部鉄瓶伝統的製法の焼型の鉄瓶の作り方の工程は60程あり、初めは形や文様のデザインから始まります。

焼型で作る鉄瓶の作り方はほとんどが手作業で作り、初めはデザインから始まり色々頭の中で考えます。南部鉄瓶には今までの伝統的な形が有りますが、新しい形も考えます。鉄瓶の鋳型は上と下の二つに分かれていて、鋳型に熔けた鉄を注ぎ、冷え固まり鋳型を割ってか鉄瓶を取り出します。その時の鋳型からスムーズに取り出されるか、それよりもデザインを優先して鋳型が壊わすか色々考えます。鋳物は抜き勾配を考えながらデザインをします。
デザインが決まったら、焼型は木型を挽いて鋳型を作る挽き型なので形の半径分を製図します。そして製図を元に金属の板に移して、木型を作ります。