2025/04/05 20:14
自分のお気に入りの鉄瓶に育てるには、鉄瓶を使い終わった後のお手入れが大事で、使い終わったら蓋を開けて余熱で完全に水分を飛ばします。未だ水分が残っていたら軽く火に掛けて完全に乾燥させます。
南部鉄瓶は鉄と水が直接触れないように釜焼きをして酸化被膜を施し、この酸化被膜は黒錆と言い黒錆が水から鉄瓶を守ってくれています。釜焼きをしっかりした方法がなされていない時の鉄瓶を使っていると酸化被膜が剥がれたり、キズから水が浸入する事もありそこから赤錆が発生し、空焚きは一番要注意です。
鉄瓶を使い終わったら中の水分を完全無くして、使い続けると自然に熱と湿気で表面に黒錆が出来て更に湯垢も付き鉄瓶が育ちます。鉄瓶の外側は余熱が有るうちに布巾で軽く拭くと良いです。
茶色(錆色)の鉄瓶はお茶が入った布巾では拭かないでください。鉄瓶が次第に黒くなります。
