2025/03/21 19:52
岩手奥州市鋳物の街羽田町の鋳物は約900年の歴史が有り、明治時代には東北一の鋳物の生産地になり、太平洋戦争、戦後の大火災、洪水を経て、先人達の努力もあり、現在も南部鉄器の岩手2大産地として南部鉄器・鉄瓶を生産してます。
今から約900年前藤原清衡が現江刺の豊田城に入り、近江の国から鋳物師を招聘したのが始まりと伝えられ、その理由として、北上山系の銅鐡資源と良質の砂と粘土が得られ、そして北上川舟運の好立地条件が有った為選ばれたと言われてます。
こうした900年の歴史の足跡が、宮城県塩釜の塩釜神社に行った時に、江戸時代の文化六年に作られた銅鐡合灯篭に羽田町田茂山の鋳物師の名前が刻まれてました。
