2025/03/12 19:07

 お湯を沸かして鉄瓶の中にお湯を入れたままにしておくと、鉄が水と酸素に反応して赤錆ができます。

鉄に発生する錆には2種類あり、一つは水に触れると発生する赤錆と、鉄を熱すると出来る黒錆で、赤錆は鉄を腐食させてしまいます。
赤錆は鉄のイオンと水が結びついて水酸化第二鉄となり、それが赤錆です。
鉄瓶の中に赤錆が発生したら、たわしなどでこすって取ると、せっかくの鉄瓶の中を錆びづらくする為に金気止めと言う手法で酸化被膜を施しているので、その酸化被膜が取れてしまい、ますます赤錆が発生しやすくなります。
赤錆が発生して錆を取るには、お茶のティーパックや出涸らしを茶巾に入れ鉄瓶で煮だすと、錆とお茶のタンニンが結びついてタンニン鉄にの茶色のお湯になり赤錆が取れます。